なぜホームページは、自分で作ったほうが成功しやすいのか?

ホームページを作ろうとすると、多くの人が「プロに任せるべき」と考えます。プロに任せれば、きれいに仕上がる、いい成果につながる…と思うのは自然なことです。

しかし、現実には、お金をかけて外注しても「それっぽいホームページができただけ」で、具体的な問い合わせや売上にはつながらないというケースも少なくありません。

この記事では、小さな会社や個人事業でホームページを必要としている方に向けて「なぜ自分で作ったほうが成功しやすいのか」を、わかりやすく解説します。

【結論】ホームページは「信頼を得る」ためのツールだから

ホームページの本来の価値は集客ではなく、会社やサービスを正しく伝え、相手から信頼を得ることにあります。

しかし、外注に頼ってしまうと、更新の手間、費用、発信の遅れなどが生じることによって、積み上げるはずの信頼が、積み上がらないことがあります。

もし、自分で管理する「DIY」のホームページであれば

  • すぐに更新できる
  • 依頼の手間も費用もかからない
  • ビジネスの変化に合わせて活用できる

この3つのメリットによって、効果的に活用し続けることができます。

結論として、自分で作ったほうが「ホームページの本来の価値=信頼を得る」という成果を堅実に実感できるかもしれません。

なぜなら…

プロは「かっこよさ」や「検索順位」を重視する

多くの制作会社が重視しているのは、見た目のデザインや検索順位です。

もちろん、それらが無意味というわけではありません。
デザインや検索対策は、制作会社の専門知識が活かされる重要な分野です。

ただし、外注という立場から制作会社はどうしても「依頼主であるあなたを満足させること」が第一目標になってしまいます。

「クライアント様が満足するデザインを」
「検索エンジンで上位表示がされるように」

といった点をゴールに設定せざるを得ません。

ホームページがかっこよくても、ビジネスの価値が正しく伝わらなければ信頼には至りません。検索エンジンで上位表示されても同じです。価値が伝わらなければ、信頼されることも、購入につながることもありません。

つまり、見た目やSEOに重点を置きすぎると、肝心の「信頼してもらい、継続的に購入される」という本来の目的から外れてしまうのです。

これは制作会社の技術力の問題ではなく、外注という仕組み上、避けにくい課題だといえるでしょう。

ホームページ制作における成功とは?

ホームページの「成功」というと、多くの人は「検索で上位表示される」「アクセス数が増える」と考えがちです。もちろんそれも成果の一つですが、ホームページの本質的な成功はそこではありません。

冒頭でも伝えた通り、ホームページ制作における成功とは「会社やサービスを正しく説明でき、相手から信頼を得られる状態にすること」です。

信頼が必要な理由

「ビジネス取引において相手を信頼できることが重要である」と答える人は、約90%です。

つまり、売るためには、信頼されることが重要だからです。

そして、ビジネスにおける信用媒体は、ホームページであることが多いのです。

信頼を得るために「ホームページの説得力」をあげ続ける

ホームページにおける成功は、アクセス数や見た目の派手さではありません。訪れた人が「この会社なら信頼できる」と思えるだけの説得力を、継続的に育てていけるかどうかが本質です。

説得力を高めるには、ホームページを育てなくてはなりません。

  • 実績を増やし、具体的な成果を更新していく
  • 経営理念や価値観を言語化し、発信し続ける
  • サービス情報を改善し、時代や顧客のニーズに応えていく

こうした積み重ねが、訪問者に「ちゃんと活動している会社だ」「ここに任せても大丈夫だ」と思わせる根拠になります。

そのためには、Web制作会社に依頼をかけて更新するよりも、社内で発信したほうが効率的なのです。

プロに依頼するデメリット

ホームページを育てていく上で「プロに対応してもらわないと直せない」というのであれば、こんなデメリットが湧いてきます。

依頼の手間が増える

依頼メールを書いてる時点で「自分でやった方が早いな」と思ったことはありませんか?DIYのホームページならその場で自分で直して更新完了です。

費用負担が増える

写真の差し替えや文章の一部修正といった小さな変更でも、制作会社に頼めば費用が発生します。「ホームページを使うのはお金がかかる」となっては、使いにくくありませんか?

発信が遅くなる

外注に頼むと、一文変えるだけでも数日かかり、発信が遅れてしまうこともあります。「今すぐ伝えたいのに、伝えられない」ことに恐怖を感じませんか?

自分で作るから、ホームページを効果的に活用できる

外注では「依頼の手間・費用負担・発信の遅れ」というデメリットがつきまとい、せっかくのホームページを十分に活用できません。一方で、DIYのホームページなら、次のように効果的に使うことができます。

すぐに更新できる

発信したい情報を、発信したい時に、発信できる。

あたり前なのに、外注すると難しいことです。誰でも簡単に更新ができる仕組みだからこそ、スムーズな情報発信ができるのです。

依頼の手間も費用もない

無理なく、負担なく、使い倒せる。

これまで躊躇してたホームページ活用を薦めることで、マーケティングはもっとラクになっていきます。

ビジネスに合わせて活用できる

実績が増えたり、サービスが変わった時、ホームページも連動できます。

そうやって、実際のビジネスとホームページが一貫してることが、信頼を与えるためには必要なことです。

つまり、DIYだからこそホームページを「効果的に活用できる=信用を高めるための武器にできる」というのが、コンセプトボードからの提案です。

自分で作ると「ホームページの本来の価値」を実感しやすい

ホームページは本来、集客ツールではありません。

果たすべき役割は、会社やサービスに関する情報を正しく提示し、相手に安心感や信頼感を与えることです。

ホームページとは、本来、このような用途で使うものです。

  • 紹介を受けたとき、自分のことを知ってもらい安心してもらう
  • チラシでは伝えきれない、企業価値やサービス価値を伝える
  • 不要な商談や問い合わせを減らし、見込み客のみの商談だけに集中する

ホームページを「集客ツール(広告)」として考えてしまうと、ホームページの本来の価値を得にくくなります。

だからこそ、プロに依頼するのではなく、SNSと同じように「自分(あるいは社内)で育てる」というDIYのスタイルを推奨いたします。

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