「10万円でホームページ作ります」
そんなサービス、ネットやSNS、クラウドソーシングでもよく見かけますよね。
一見すると「得」に見えますが、格安ホームページは「ビジネス用ホームページ」という視点でみると、まったく的はずれな選択肢になることもあるんです。
「安いから失敗してもいいや」と思っていると、本当に失敗します。
ここでは、格安ホームページ制作を推奨しない理由についてお伝えします。
格安ホームページの末路
格安でホームページを作った際の、よくあるトラブルや落とし穴を5つご紹介します。
1
素人っぽいサイトになる
レベルの低い会社と思われ、信頼を得られない。
プロに頼んだつもりでも、実際に対応しているのは格安で受けられる範囲のデザイナー。そのため、どうしても見た目に、素人っぽさが残ってしまいます。
どんなに一生懸命つくっても、伝わる印象が「ちゃんとしてない」になってしまったら、それだけで信頼を落とします。
安く作ったことが、逆に、ブランドや理念の足を引っ張る結果になってしまうこともあります。
2
検索しても、出てこない
誰にも見られず、ホームページでビジネスが広がらない。
ホームページが、検索しても見つからない。
それは、構造や設計が検索エンジンにとって理解しづらいものになっているからです。
見た目だけを整える制作会社では、検索との相性やSEOの知識までカバーできていないことが多く、結果として、誰にも見られない「置いてあるだけのホームページ」になってしまいます。
3
ページ追加・更新のたびに費用がかかる
使えば使うほど、異常にお金がかかるツール、となる。
「実績を追加したい」「サービスをちょっと変えたい」そんな小さな修正も毎回外注が必要だと、手間もコストもかかります。
動かすたびにお金がかかるなら、情報発信は止まり、ページは古いまま。
更新が滞ると、ホームページは変化しないまま置き去りになり、マーケティングの面で、足を引っ張ることになります。
4
自分で更新できない
伝えたいことがあっても、伝えられなくなる。
ログインしても、「何をどう編集すればいいのかわからない」とか、操作が難しかったり、触ってはいけない箇所があったりで、「結局、怖くて触れない」などの問題がでます。
たったひと言変えたいだけなのに、それができないことで、ビジネスとホームページの情報に齟齬が出て、機会損失のもとになります。
リアルな変化が反映されないホームページは、ブランドのリスクになります。
5
結局、作っただけで終わる
せっかくの時間もお金も、すべてムダになる。
せっかく時間とお金をかけて作ったのに、誰にも届かず、成果も出ない。
それは、「作ること」がゴールになっていて、「使う前提」で設計されていないからです。
導線も運用もないホームページは、ただの置物。気づけば、時間も労力もお金も、すべてムダに終わってしまったと感じるような結果に。
それこそが、一番もったいないことなのです。
本当に、安い?

「制作費が安いからお得」と思って選んだつもりでも、後から思わぬコストがのしかかるケースが少なくありません。
毎月1万円の維持費がかかる
制作費はたったの0円。
でも、毎月1万円の維持費が発生するとのこと。
「何にかかる費用なんだ?」
「何も提案がないんだけど…」
気づけば、1年で12万円、3年で36万円。
いつの間にか、最初の安さを超える出費になっているという、ご相談が増えています。
解約=残金一括請求、の契約だった
「SEOも込みで毎月3万円、5年サポート付きです」
そう言われて契約。
でも実際は、順位も上がらず、効果も見えない。
解約しようとしたら、「残り分の一括精算が必要です」と言われて唖然。契約の縛りで、身動きが取れなくなってしまうケースも後を絶ちません。
「とりあえず作った」が、結局やり直しに
10万円でホームページを作ったけど、なんだかダサい。ちょっと修正してほしいと頼んでも、返ってくるのは微妙な調整ばかり。
諦めて公開してみたけれど、更新しようにもやり方がわからない。
自分で修正しようと思ったら「ご自身での変更はできません」と言われて…なんの成果も出ないまま、またイチから作り直すことに。
ホームページの目的、果たせていますか?
「とにかく安く作りたい」 この気持ちはよくわかります。
でも、いくら初期費用が安くても、その後に「役に立たない」「育てられない」ホームページだったら、それは高い買い物です。
結局、高くつくのは「最初にちゃんと作らなかった」ことなのです。
だからこそ、立ち止まって考えてみてください。
あなたがホームページを持ちたい理由は、「やすいから」でしょうか?
- お客様にサービスを知ってもらいたい
- 問い合わせを増やしたい
- 会社やお店の信頼感を高めたい
そんな目的があるのなら、「とりあえず作っただけ」のホームページでは、その目的は果たせません。
名刺代わりで十分なら、いっそ紙の名刺にしっかり投資した方がいいかもしれません。
でも、ビジネスで使える「営業の仕組み」としてホームページを持ちたいのなら、価格よりも、「役割を果たせるか」が大切です。
コンセプトボードなら、「作って終わり」にならない
コンセプトボードは、見た目が整っているだけのホームページではありません。「伝わる、見つかる、育てられる」ための仕組みになるよう、設計されています。
コンセプトボードが選ばれる理由
- 自分で更新できるから、追加費用なしでサイトを育てられる
- SEOにも強く、検索から見つけてもらいやすい構造になっている
- 単なるページではなく、「理念・強み・価値」が伝わる仕組みになる
コンセプトボードなら、ビジネスの軸を伝え続ける「営業の土台」として機能する、仕事をしてくれるホームページに育てることができます。