ワードプレステーマのデメリットとは?コンセプトボードとの違いも解説

ホームページを作ろうと調べていると、必ず出てくるのが「ワードプレステーマ」という言葉です。

その中で、次のようなご質問をいただくことがあります。

「コンセプトボードは、ワードプレステーマですか?」
「無料テーマで十分ではないんですか?」

コンセプトボードもワードプレスを使ったホームページです。それなら無料テーマでいいと思われるかもしれません。しかし実際は、ワードプレステーマを使うだけでは、ビジネス品質のホームページにはなりません。

この記事では「ワードプレステーマのデメリット」を踏まえて、コンセプトボードとは何が違うのかを、解説します。

【結論】提供しているのは、ワードプレステーマだけではありません。

コンセプトボードは、ただテーマを販売するものではありません。下記一式を、お客様のご契約サーバーへ納品するサービスです。

  • ワードプレステーマ
  • ワードプレスの初期設定
  • テンプレートプラグイン
  • 制作マニュアル

つまり「単なるテンプレート」ではなく「長く安全に、効率よく、ホームページを運用する仕組み」としてお届けします。そのためお客様は、文章や写真を入れるだけで、ビジネス品質のホームページを手にできるサービスとなっています。

そもそもWordPressテーマとは?

ワードプレステーマとは、お洋服のようなものです。
どのテーマを着せるかによって、ホームページがかわります。

  • 見た目(デザイン)が変わる
  • できること(機能性能)が変わる
  • 使いやすさ(運用効率)が変わる

つまり、テーマはとは、ホームページに「どんなデザインで、どんな使い勝手を持たせるか」を決めるテンプレートです。

ワードプレスのテーマには、大きく分けて3つの選択肢があります。

  1. 無料テーマ … 無料で気軽に使える
  2. 有料テーマ … 見た目や機能は充実する
  3. フルオーダー … 専門家に依頼してゼロから設計する

しかし、どの選択肢を選んでも、それぞれにデメリットがあります。

では具体的なデメリットを見ていきましょう。

ワードプレステーマのデメリット

では、無料テーマ、有料テーマ、フルオーダーのデメリットについてご説明します。そして、だからこそコンセプトボードが、必要な選択肢であることもお伝えしていきます。

無料テーマのデメリット

無料テーマは、ビジネス用ではなく、個人利用に適したものがほとんどです。そのため、企業ホームページとしては不向きです。

初期設定

  • 初期設定は自分で行う必要がある
  • プラグインやサーバーとの相性で不具合が起こることがある
  • 検索エンジン対策が不十分なことが多い

デザイン・信頼性

  • 見た目が安っぽく、信頼を失うおそれがある

コンテンツ設計

  • どんな情報をどこに掲載すべきか、わからない
  • 文章や写真などのコンテンツは自分で準備する

使いやすさ

  • マニュアル、サポートがない

結果として「時間だけかかって形にならない」というケースも多くあります。途中で挫折するか、公開できてもビジネスに耐えない品質になってしまうからです。

つまり、無料テーマは気軽さ以上に「低品質」というリスクを抱えた選択肢です。

有料テーマのデメリット

有料テーマは、無料テーマよりデザインや機能は充実しています。しかし「何を載せたらいいか」は自分で考える必要がある点は同じで、無料と同じような課題も残ります。

初期設定

  • 初期設定は自分で行う必要がある
  • プラグインやサーバーとの相性で不具合が起こることがある

デザイン・信頼性

  • ビジネス用のものなら問題なし、ただしテンプレート感は残る

コンテンツ設計

  • どんな情報をどこに掲載すべきか、わからない
  • 文章や写真などのコンテンツは自分で準備する

使いやすさ

  • マニュアル、サポートが不十分

有料テーマと無料テーマの主な違いは「外観」です。しかし、見た目は整っても「初期設定でやることが多い」とか「何を載せたらいいか」という課題は残ります。

つまり、Webが苦手な人にとっては、有料テーマを使っても、ホームページが作れないということが多々あるのです。

フルオーダーのデメリット

フルオーダーは、制作会社に依頼してゼロから設計する方法です。オリジナルで一方で、実は大きな落とし穴もあります。

初期設定

  • ワードプレス本来の標準機能を無視して設計されることがある
  • その結果、独自仕様が増えて拡張や修正がしにくくなる

デザイン・信頼性

  • 要望通りのデザインはできるが、更新性や将来の拡張性が犠牲になる

コンテンツ設計

  • 文章や写真などの素材は、お客様自身で準備が必要

使いやすさ

  • お客様自身で情報を変更できない箇所が多い
  • ちいさな修正や追加でも、制作会社に依頼が必要
  • 費用も時間も大きくかかり、依存度が高まる

結果として、自由に見えて実は制約が多く、コストや依存度も高い選択です。Web運用チームを抱え、イメージ戦略を実施する大企業には適していますが、予算がすくない小さな会社には負担の大きい選択となります。

コンセプトボードは何が違うのか

ここまで見てきたように、無料テーマは気軽でも信頼性に欠け、有料テーマは見た目は整っても運用に迷いが残り、フルオーダーは自由度が高い代わりにコストや依存度が大きくなります。

では、コンセプトボードは何が違うのでしょうか。

初期設定

メーカーで対応済み、すぐに運用できる

  • お客様の作業は、色を決めたり、写真や文章を乗せるだけ
  • 使いやすくなる、必要なプラグインを設定しています

コンセプトボードは、長期運用に欠かせない初期設定を、メーカー側であらかじめ整えています。そのため、サーバーに納品した時点で、余計な手間なく、すぐにホームページを運用できる状態になります。

デザイン・信頼性

ビジネス品質のホームページを標準搭載

  • 信頼性を損なわないビジネスデザイン
  • 情報をわかりやすく整理できるパーツが多数
  • シンプルで読みやすい見栄えに

コンセプトボードは、企業やサービスの顔としてふさわしいデザインで、のせるべき情報がわかるように設計しています。採用サイトやサービスサイトにも対応できる「信頼獲得できる品質」です。

コンテンツ設計

迷わず必要な情報を形にできる

  • サービス、お客様の声、よくある質問など、のせるべき情報が明確
  • 何を書くべきかがわかるページ作成テンプレートを標準装備
  • 検索エンジンでも見つかりやすくするためのテンプレート

サービス紹介・よくある質問・お客様の声など、ビジネスに欠かせない投稿枠をあらかじめ用意。さらに「どこに何を入れるか」が分かる整理テンプレート付きで、誰でもスムーズに情報を整理できます。

使いやすさ

自分たちで更新・改善し続けられる

  • 管理画面から修正や更新が可能
  • 制作会社に費用を払わなくてすむ
  • 制作マニュアルがあり、社内メンバーでも引き継ぎやすい

管理画面からノーコードで更新できるので、専門知識は不要です。制作マニュアルも付属しており、担当者が変わっても安心して運用を続けられます。

コンセプトボードは「小さな会社」が使いやすい形

無料テーマは「気軽」ではあるものの、信頼性や品質に大きな不安が残ります。有料テーマは「外観」は整いますが、何を載せればよいか迷い、成果に直結させるのは難しいのが現実です。

フルオーダーは「自由度」が高い反面、コストと依存度が大きすぎて、小さな会社には現実的ではありません。

コンセプトボードは、この3つの弱点を補うために設計されたサービスです。

  • 初期設定:メーカーで対応済み。納品後すぐに運用開始できる
  • デザイン・信頼性:ビジネスに耐えうる品質で標準搭載
  • コンテンツ設計:枠組みと整理テンプレートを完備
  • 使いやすさ:ノーコードで更新でき、長期的に自分たちで改善できる

つまり「誰でも簡単に、ビジネス品質のホームページを自分で運用できる」。これがコンセプトボードの最大の価値であり、多くの企業に選ばれている理由です。

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